防火区画の種類、役割、および維持管理上の留意点について

まず、防火区画とはどのようなものかと申しますと、建物の一定の面積を耐火性能の優れた耐火構造の壁や床で囲んで、万一火災が発生しても火災が、その区画から拡大しないこと、また、隣の区画から火の手がこないようするためのものです。

種類としましては、一定の面積ごとに区画する「面積区画」、上下階を区画する「竪穴区画」、及び他の用途と区画する「異種用途区画」の3種類になります。防火区画は耐火構造、もしくは準耐火構造の床・壁、及び防火設備で構成されています。
ここで、防火設備について説明します。防火設備とは、防火区画を構成する際には、部屋の出入り口をふさいで密閉するわけにはいきませんので、設備的に防火性能を持たせるものです。そこで「防火戸」と呼ばれる鋼鉄製の耐火性能ある扉を設置します。また、建物内には空調のダクトが天井の上に設置されています。このダクトの区画の境目には、「防火ダンパー」というもので、鋼鉄製の遮蔽板を設置しまして、火災時の熱により自動的に遮蔽できるものです。これらが、防火設備になります。

続きまして、防火区画の説明です。「面積区画」は、その名前のとおり、建物の種別、階によりまして異なりますが、一定の面積を区画しようというものです。基本的には床面積1500平方メートルごとに区画します。11階以上の階はもっと厳しくなりまして、原則100
平方メートルごとに区画します。この面積区画の場合には、その区画内にスプリンクラー設備が設置されていれば、2倍の3000平方メートルごとでもよいこととされています。
11階以上につきましても、区画の構成材を耐火的に強くすることによりまして、200平方メートルごとでも良いとされています。

次に、「竪穴区画」ですが、竪穴という言葉は聞きなれない言葉だと思いますが、建物の中で上下に渡って、他の部分と区画されている部分です。一例としては、階段です。階段は各階で仕切るわけにはいきません、また、電気配線や、水道の配管を通すピットと呼ばれる部分も同様に竪穴区画に該当します。この、竪穴を他の部分と耐火構造の壁や防火設備で区画するものです。
続いて「異種用途区画」ですが、この区画は建物内の一部が、店舗など火災が発生した場合に犠牲者の発生することが懸念される用途の部分を、耐火構造の壁や防火設備で区画するものです。
ここで、防火戸について説明します。防火戸には、常時閉鎖式のものと、通常は開いていますが煙感知器の感知により閉鎖するものがあります。煙感知器連動防火戸と呼ばれています。事務所ビルなどで、人の行き来の多い場所で、鉄製の防火戸がいつも閉まっていますと、使い勝手が悪いので、この方式のものが設置されています。

以上、防火区画の種類と役割について記載いたしましたが、維持管理上の留意点につきまして説明いたします。防火区画の役割はご理解できたかと思います。維持管理上の留意点で、まず上げられることは、防火戸の管理です。常時閉鎖式のもので見受けられるのが、開け閉めが面倒なので、防火戸の下にくさび状のストッパーを置いて、開けてある光景です。これでは、万一火災になっても防火戸の役目を果たしませんので絶対にやらないで下さい。

また、煙感知器連動式の防火戸にも見られるのが、防火戸に添って物品が置かれているケースです、同様の理由で物品は防火戸の閉鎖障害になりますので辞めましょう。



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